第52回(2019年度第3回) “Find-Your-Role-Model” Session が開催されました
10月1日に開催された第52回Find-Your-Role-Model Sessionでは、バージニア州立大学血液腫瘍内科フェローの颯田稔久先生をお招きしました。
颯田先生は2012年に東京医科歯科大学を卒業後、横須賀共済病院での初期研修及び血液内科での勤務を経て、N プログラムを通じて内科レジデントとしてニューヨークのMount Sinai Beth Israel病院に渡りました。その後、血液腫瘍内科フェローとしてバージニア州立大学に移り、現在は臨床業務と並行して血液悪性腫瘍の橋渡し研究にも携わっていらっしゃいます。
セッションにおいて、颯田先生は米国にてキャリアを築くなかで直面した困難と、それに対してどのように向き合ってきたかを中心に共有してくださいました。日本国籍の医師が米国で働くことの制度上の壁や、母国語・文化的背景が異なることによるコミュニケーションの困難さなど、多くの留学体験談では表立って話されることのない内容を詳しく話してくださり、卒後留学を考える学生にとって非常に学びの多い時間となりました。
最後に、颯田先生は米国における経験を通してキャリアに対する考え方が柔軟になったとお話しくださいました。米国では教育を専門にすることや製薬企業に就職することなども医師のキャリアとして一般的であり、そのような環境に直に触れることで、ご自身のキャリア観も変化したとのことでした。卒後留学の現実を赤裸々に伝えながらも、その中でのご自身の学びや成長を示してくださり、参加者は自らのキャリアに関してより深い洞察を得たようでした。
颯田先生は2012年に東京医科歯科大学を卒業後、横須賀共済病院での初期研修及び血液内科での勤務を経て、N プログラムを通じて内科レジデントとしてニューヨークのMount Sinai Beth Israel病院に渡りました。その後、血液腫瘍内科フェローとしてバージニア州立大学に移り、現在は臨床業務と並行して血液悪性腫瘍の橋渡し研究にも携わっていらっしゃいます。
セッションにおいて、颯田先生は米国にてキャリアを築くなかで直面した困難と、それに対してどのように向き合ってきたかを中心に共有してくださいました。日本国籍の医師が米国で働くことの制度上の壁や、母国語・文化的背景が異なることによるコミュニケーションの困難さなど、多くの留学体験談では表立って話されることのない内容を詳しく話してくださり、卒後留学を考える学生にとって非常に学びの多い時間となりました。
最後に、颯田先生は米国における経験を通してキャリアに対する考え方が柔軟になったとお話しくださいました。米国では教育を専門にすることや製薬企業に就職することなども医師のキャリアとして一般的であり、そのような環境に直に触れることで、ご自身のキャリア観も変化したとのことでした。卒後留学の現実を赤裸々に伝えながらも、その中でのご自身の学びや成長を示してくださり、参加者は自らのキャリアに関してより深い洞察を得たようでした。
日時: | 2019年10月1日(火) 18:15~19:00 |
場所: | M&Dタワー8階南、G-Lab |
ゲスト: | 颯田稔久先生 バージニア州立大学血液腫瘍内科フェロー |