第58回(2020年度第5回) “Find-Your-Role-Model” Session が開催されました
2020年度第5回目(通算58回目)となるFind-Your-Role-Model Sessionでは、本学の卒業生であり、現在はセント・ルイス大学病院の腎臓内科助教でいらっしゃる宮田(野城)加菜先生をゲストとしてお招きしました。前回までと同様オンラインでの開催でした。
宮田先生は、6年生時のボストンでの臨床実習時に、米国の医学生との差を痛感し、自分の力が世界でどこまで通用するのか、自分に挑戦したいと考えたことが、臨床留学を目指したきっかけだそうです。セッションでは、女性医師ならではの観点から、日米の医療の違いや仕事と家庭の両立についてお話し頂きました。特にワークライフバランスについては、先生の具体的なスケジュールを共有して頂き、朝の4:00から7:00までが唯一自分のためだけに使える時間であり、そこで自身の学習や論文執筆などを全て済ましているそうです。
終盤では、「北米で女医として働くこと」をテーマとして、先生自身が感じた日本と北米での女性医師の働き方・ワークライフバランスの違いなどを教えていただきました。北米では、家庭内の男女の役割のステレオタイプが日本ほど強く根付いていないため、より柔軟にパートナーとスケジュールを組み、ワークライフバランスを維持しやすいと感じられているそうです。
キャリアは自分一人の頑張りでどうにかなるところが多い一方で、パーソナルライフやファミリーはどう自分一人が頑張っても将来設計における不確定要素になりがちです。特に将来の明確なキャリアビジョンを描こうとするほど、このような不確定要素に頭を抱えるのではないでしょうか。そのような中、「志があり、努力をする者には、道は必ず開けるし、パートナーとの出会いもめぐり合わせに任せ楽しく捉え、例え当初描いていた将来設計と少しずれていても、新しい種類の職業も人生の富の一つとして捉え、楽しむ。ワークライフバランスも、工夫と努力さえあれば絶対どうにかなる。」という宮田先生の心強いお言葉に安堵を覚えました。今回のFYRMを通じて、一人でも多くの学生が遠い将来設計における不確定要素にまつわる悩みを振り払い、自分の目の前にある、今取り組めるものにより専念できたらなと思います。
宮田先生は、6年生時のボストンでの臨床実習時に、米国の医学生との差を痛感し、自分の力が世界でどこまで通用するのか、自分に挑戦したいと考えたことが、臨床留学を目指したきっかけだそうです。セッションでは、女性医師ならではの観点から、日米の医療の違いや仕事と家庭の両立についてお話し頂きました。特にワークライフバランスについては、先生の具体的なスケジュールを共有して頂き、朝の4:00から7:00までが唯一自分のためだけに使える時間であり、そこで自身の学習や論文執筆などを全て済ましているそうです。
終盤では、「北米で女医として働くこと」をテーマとして、先生自身が感じた日本と北米での女性医師の働き方・ワークライフバランスの違いなどを教えていただきました。北米では、家庭内の男女の役割のステレオタイプが日本ほど強く根付いていないため、より柔軟にパートナーとスケジュールを組み、ワークライフバランスを維持しやすいと感じられているそうです。
キャリアは自分一人の頑張りでどうにかなるところが多い一方で、パーソナルライフやファミリーはどう自分一人が頑張っても将来設計における不確定要素になりがちです。特に将来の明確なキャリアビジョンを描こうとするほど、このような不確定要素に頭を抱えるのではないでしょうか。そのような中、「志があり、努力をする者には、道は必ず開けるし、パートナーとの出会いもめぐり合わせに任せ楽しく捉え、例え当初描いていた将来設計と少しずれていても、新しい種類の職業も人生の富の一つとして捉え、楽しむ。ワークライフバランスも、工夫と努力さえあれば絶対どうにかなる。」という宮田先生の心強いお言葉に安堵を覚えました。今回のFYRMを通じて、一人でも多くの学生が遠い将来設計における不確定要素にまつわる悩みを振り払い、自分の目の前にある、今取り組めるものにより専念できたらなと思います。
日時: | 2020年12月14日(月) 12:00~13:00 |
ゲスト: | 宮田(野城) 加菜 先生 セント・ルイス大学 腎臓内科助教 |