2023 Global Communication Workshop (GCW)が開催されました


GCWは、本学の学部1年生を対象とした毎年恒例の模擬国際交渉イベントです。このイベントにはいくつかゴールが設定されています。例えば、今後3~5年をかけてコミュニケーション能力向上の目標設定を促すこと、感情的な人と接するとはどういう事かを体験すること、交渉プロセスを学ぶことなどです。これらは、有能な医療専門家に不可欠なスキルであり、このイベントを通じてそれらスキルの必要性を学べるように構成されています。


世界保健機関(WHO)、疾病対策センター(CDC)、国境なき医師団(MSF)、ナイジェリア保健省(NMOH)、カノ州政府(KSG)と地域コミュニティリーダー(LCO)といった利害関係にある各組織の代表役として6名が模擬交渉を行い、市民主導のポリオ・ワクチン・ボイコットを終わらせるための解決策を探ります。ワークショップ内では、本学の大学院留学生がカノ州政府役を務め、意図的に感情的に振る舞ったことで、模擬交渉は実際の交渉現場さながらの雰囲気の中で進行することができました。

今年参加した本学の学生や高大連携校の高校生の参加者は、視野を広げたり、問題解決への情熱や言語や考え方の違うメンバーへ自分の意見を伝える勇気を持ったり、コミュニケーション能力を高めたりすることの必要性をより明確にすることができました。参加者には、今後数年間、このイベントでの気づきを大切に、各々が必要性を感じたスキルの向上に努力を続けてほしいと思います。

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