全学科共通自由科目「オンライン異文化交流(OCN)」

2022年度シラバス

科目名・開講時期

科目名:全学科共通自由科目「オンライン異文化交流 (OCN)」

開講時期:通年。オンライン異文化交流 (OCN)の対象となるプログラムは、年度内に複数回実施される。

担当教員

髙田 和生、關 奈央子、他各プログラムの担当教員

対象年次・単位数

対象年次:1~6年(医学科・歯学科)、1~4年(保健衛生学科・口腔保健学科)

単位数:0.5単位

授業の目的・概要、到達目標等

授業の目的・概要:

本学の教育に関する基本理念である「幅広い教養と豊かな人間性、高い倫理観、自ら考え解決する創造性と開拓力、国際性と指導力を備えた人材を育成」を実現すべく、在学中の学生に、人種・文化・専門背景という点で多様な学習環境・コミュニティを創出し、居住国・地域に特化した問題ばかりでなく、国や地域を超えた社会問題・健康問題解決に協働するというマインドセットを養い、そのような経験を医学履修における様々な段階で積むという機会(プログラム)を創出することが本科目・各取組の目的である。

到達目標:

以下が本科目のもとに行われるすべてのプログラムに共通する到達目標である。各プログラムにおいて、プログラムに特化した到達目標が追加で設定される場合もある。

  • 人種・文化・専門背景の異なる医療系学生と、国や地域を超えた社会問題・健康問題解決に協働することにより、物事を考える際の視野/視点を拡大する
  • 人種・文化・専門背景の異なる医療系学生の向学心や学習姿勢をもとに、自身のそれらを振り返り、自己を刺激・鼓舞する
  • 人種・文化・専門背景の異なる人材と協働し建設的な議論を行う能力について振り返り、今後の改善に向けてのゴールを設定し、取組方法を立案する
  • 人種・文化・専門背景の異なる医療系学生とのネットワークを築く

授業計画

本科目の対象となる各プログラムと、それらの詳細は後日決定される。

応募方法とし、WebClassに掲載するとともに、「オンライン異文化交流 (OCN)」の一環であること、取得可能ポイント数が明記された上で、info-tmdメールや学年メーリングリストなど様々な媒体を用いて周知される。

授業方法

各プログラムでは、上記目標への到達を支援すべく、混成小グループ議論や全体議論を主軸におき、問題提起のための講演を最初に配置したり、またグループ議論を間隔をおいて複数日をまたいで予定することにより、個人・グループでの情報収集・創造的作業機会も創出するなど、各取組の性質と目的にあわせ、様々な方法を採る。

授業内容

  • 国や地域を超えた社会問題・健康問題解決(グループワーク、全体議論)
  • 共通する卒業時到達目標への到達支援のための学習活動(グループワーク、全体共有/議論)
  • ほか

成績評価の方法

プログラム毎に、それぞれが規定する修了要件を満たしたか否かをプログラム担当教員が判定し、満たしたと判定された場合にポイントが付与される。

【単位認定】

単位認定は、単位認定申請書の提出をもって、年度毎に行われる(※1)。

所定のプログラムを修了した学生に対し、各プログラム修了により、ポイント(※2)を付与し、そのポイントの総和2に対して0.5単位を認定する。但し、同一年次・年度に認定できる単位は、0.5単位を上限とする。

(※1)卒業年度に単位申請を行う場合は、卒業判定の関係から当該年度の11月までに申請すること。それ以降のプログラムに参加することは差し支えないが、単位認定には利用できない。

(※2)ポイントは、時間数に従い、担当教員が決定する。目安として、1ポイントのプログラムに必要な時間数は、約4時間とする。

また、ポイントの次年度繰り越しは不可とする。

成績評価の基準

各プログラムの修了要件は別途提示する。修了要件は、以下などについての規定よりなる。

  • 事前課題取組状況(提出物確認などで確認)
  • グループワーク参加度(教員の直接確認評価、ピア評価などで確認)
  • 事後振り返り調査への回答
    • 物事を考える際の視野/視点がどのように拡大したか
    • 自身の向学心や学習姿勢の振り返り結果
    • 人種・文化・専門背景の異なる人材と協働し建設的な議論を行う能力についての振り返り結果、今後の改善に向けて設定されたゴール、取組方法案
    • 築かれたネットワークとその今後の意義

準備学習等についての具体的な指示

各プログラムにおいて具体的に指示される。

試験の受験資格

各プログラムにおいて具体的に指示される準備学習など事前課題への取り組みは必須であり、取り組んでこない学生はプログラムへの参加資格を失う。

教科書

教科書はなく、各プログラムにおいて資料が配布・閲覧/視聴指示される。

【参考図書】

異文化理解力―相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

エリン・メイヤー(著)、田岡恵(監修)、樋口武志(翻訳)

ISBN-13 : 978-4862762085

履修上の注意事項

本科目は、「各プログラムを2ポイント分修了」した上で「単位認定申請書」の提出をもって、履修登録(履修の意思がある)とみなす。

【単位認定】

単位認定は、単位認定申請書の提出をもって、年度毎に行われる(※1)。

所定のプログラムを修了した学生に対し、各プログラム修了により、ポイント(※2)を付与し、そのポイントの総和2に対して0.5単位を認定する。但し、同一年次・年度に認定できる単位は、0.5単位を上限とする。

(※1)卒業年度に単位申請を行う場合は、卒業判定の関係から当該年度の11月までに申請すること。それ以降のプログラムに参加することは差し支えないが、単位認定には利用できない。

(※2)ポイントは、時間数に従い、担当教員が決定する。目安として、1ポイントのプログラムに必要な時間数は、約4時間とする。

単位認定申請書

単位付与を希望する学生は、単位認定申請書に必要事項を記入し、global.adm@tmd.ac.jpまでメール添付でお送りください。
件名に「オンライン異文化交流科目単位認定申請書」と記入してください。

問い合わせ

統合国際機構事務部 国際交流課 グローバル化推進係


E-mail: global.adm@tmd.ac.jp
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