第77回(2024年度第3回)“Find-Your-Role-Model” Session 開催のお知らせ - 伊藤一洋先生
Science Tokyoでは、基礎医歯学/臨床医歯学/医療政策/医療産業など様々な分野において、グローバルな舞台で活躍する卒業生やリーダーの方々と在学中の皆さんとの交流イベント「”Find-Your-Role-Model” Session」を、シリーズとして企画実施しています。将来のグローバルリーダーを目指す皆さんが、皆さんの先輩やリーダー達との交流(形式ばらず、皆が遠慮なく発言できる、トークショー形式)を通して、刺激を受け、そして自らのよきロールモデルを得て、今後のキャリア形成に活かしていただくことを目的としたものです。
今回は、英国Imperial College London National Heart and Lung Institute (NHLI)や英国発バイオベンチャーにおかれまして、呼吸器疾患・感染症の基礎研究/教育、呼吸器ウイルス感染症治療薬の開発研究、起業支援/教育に従事されています、獣医師の伊藤一洋先生をゲストとしてお招きします。
伊藤先生は、1987年に北海道大学獣医学部を卒業、同大学大学院獣医学研究科修士課程を修了された後、三共株式会社で喘息・アレルギー治療薬の開発研究に携わりながら、並行して北海道大学大学院獣医学研究科にて博士号も取得されました。その後、2002年より、Imperial College NHLIに移られ、呼吸器疾患の分子学的および治療薬の薬理学的研究に従事された後、 複数の製薬ベンチャーにて主に喘息・慢性閉塞性肺疾患治療薬の開発、呼吸器ウイルス感染症治療薬の開発の経験を積まれました。2021年からは教授として再びImperial College NHLIに戻られ、現在はacademiaと製薬ベンチャーの両分野において、慢性呼吸器疾患の新薬開発に挑まれています。
キャリアビジョンとこれまでのご経歴について
ご自身の抱く医療の未来像(ビジョン)や使命(ミッション)、それらを抱くようになった背景/きっかけ、ご自身のロールモデル、これまでの苦難/失敗の向き合い方、獣医学部ご卒業後や、アカデミアと企業との往復のキャリア選択、治療薬開発に従事されるきっかけ
現在/今後のご活動内容
現在取り組まれている研究/研究施設や日本国内外による研究環境の違い、起業支援・教育・産学連携へのお考え、今後の展望
学生/若手医療人に向けたアドバイス
研究者に必要なスキル/マインドセット/研究者を目指す上で大切なこと、キャリア選択において意識しておくべきこと
日時
2024年12月9日 (月) 18:00~19:00開催方法
ZOOMミーティングゲスト
伊藤一洋先生Imperial College, NHLI教 授・Director/CEO, SciHero Ltd.
Vice President, Biology, RIGImmune Inc.・獣医師(PhD)東京科学大学、特任教授
対象者
- 東京科学大学(Science Tokyo)の学生は、課程・学科・専攻・学年を問わず、どなたでも参加いただけます
- 医員・教員・職員の方も大歓迎です
セッションの形式
- ゲストによるキャリアおよび現在の活動の説明の後に、トークショー形式で意見交換を行います。
- 使用言語:日本語(要望に応じて英語でも対応)
参加方法
- ZOOMでの参加を希望される方は、下記サイトより2024年12月9日 (月) 16時までに参加登録を行ってください。
https://zoom.us/meeting/register/tJUoceuvrT0pGt3FJABsK17EvxpEHtkf3X3X