Discussion Café

人種・文化・分野を超えた、幅広い視点とネットワークの獲得のために

OVERVIEW

本学および国内外の提携校などから、人種、文化的背景、
学んでいる専門分野、将来目指すフィールドを異とする様々な学生が一同に介し、
複雑な国際保健問題の解決に向けて英語で徹底的に議論する、
そして彼らとの人種/文化/分野を超えた交流を通して将来のグローバルリーダーの
ネットワークを築く・・・Discussion Caféはそんな機会を提供します。

多様性に富む学習環境

本学のような医療系大学学士課程では、我が国の専門職国家試験を受け、国民に医療を提供する医療人を養成するというミッションのもと、基本的に日本語で教育が行われます。必然的に、外国からの留学生数も少なく、学習環境における人種/文化的多様性を創出しがたい状況にあります。しかし、複雑な国際保健問題の解決には、生物科学的視点だけでなく、社会科学的視点も含めた多角的な分析・考察・介入が不可欠ですし、医学/医療における真のイノベーションを起こすには、様々な専門職背景や視点を持つメンバーからなるチームでの恊働が必要です。さらに、文化や価値観を異にする人たちとふれ合う経験を豊富に積み、その多様性を十分理解し、尊重する姿勢が求められます。これら観点から、本学で学ぶ日本人学生と外国からの留学生や、本学学生と国内外の提携校学生との交流イベントを企画/実施しています。人種/文化的背景だけでなく、専門分野的にも多様性に富んだ環境を創出し、国際保健問題などを広く、深く、徹底的に議論し、革新的な解決策を模索する、そんな充実した交流機会です。

幅広い視点から複雑な国際保健問題解決に挑む

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国際保健問題の根底には生物科学の限界という事実だけでなく、長い歴史の中で構築された、政治/経済/文化的要因も複雑に絡んでいます。そして、これら問題は決して開発途上国に限った問題ではなく、日本を含めた先進国にも広く見られるものです。人種/文化的背景だけでなく、専門分野的にも多様性に富んだチームで、幅広い視点から多角的な分析/考察を行い、解決策を模索します。これまでに扱った問題は、医療におけるグローバリゼーション(海外からの医療従事者受け入れの是非、国境を越えた臓器提供/売買の是非)、日本の出生率、国内外における健康レベルおよび提供される医療の格差など、多岐にわたります。これら問題に取り組み際には、皆さんの批判的思考力、論理的思考力、コミュニケーションスキル、そしてリーダーシップが、存分に試されます。

学生が主体的に企画/運営

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DCaféの主人公は皆さんです。皆さんが自発的に参加し、積極的に議論に加わり、問題解決に貢献する・・・DCaféで多くを得るのか否かは、すべて皆さんの努力にかかっています。皆さんの主体的な学習機会の演出を行うのも、皆さんの仲間達です。DCaféでは、本学を含めた参加機関の有志によるタスクフォースを組織し、企画、テーマ選定、募集、会場設定、そして当日の運営まで、全てタスクフォース学生が行います。そして、皆さんが積極的に参加し、遺憾無く持っているスキルを発揮できるよう、インフォーマルで親しみやすい環境を創出します。

ネットワークの形成

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DCaféには、本学および国内外の提携校などから、人種、文化的背景、学んでいる専門分野、将来目指すフィールドを異とする様々な学生が参加します。複雑な問題解決に向けてともに取り組んだ彼らとの間で築かれる信頼と絆、そして彼らとの人種・文化・分野を超えたネットワークは、あなたの今後のキャリア形成にとってかけがいのない貴重な財産となることでしょう。是非この貴重な機会を積極的に活用しましょう!

身につくスキル

  • グローバル視点

    自分の住む地域・文化・立場・価値観から脱却し、幅広い様々な視点から物事を捉える能力を養います。

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